カブトヤマ記念

競馬は深い歴史を誇る…、廃止されたレースの数々がそれを物語っていますが、今回はそんなレースの一つのお話をしましょう。そのレースとは「カブトヤマ記念」、ベテラン競馬ファンなら皆知っている有名なレースです。
カブトヤマ記念はその名が示す様に歴史に残る名馬カブトヤマを称えて1947年〜2003年まで行われていた重賞レースです。カブトヤマは1993年開催の第二回日本ダービーで勝ち馬となり、さらには5度もレコードタイムを更新した実力馬です。そして第二次世界大戦が終結し、戦後初めての日本ダービーにおいては、カブトヤマの血統を継ぐマツミドリが勝ち馬となり、初の父内国産馬勝ち馬を誕生させたカブトヤマの栄誉を称え、父内国産馬限定のレースとして創設されました。
創設当初は実力馬が軒並み参戦する熱戦だったものの、開催競馬場はかなり移動が激しく、東京・中山・新潟・福島と移動しています。特に東京開催の頃には菊花賞の後に開催という事もあり「残念菊花賞」という不名誉なあだ名までついていました。ですが、レース内容としてはかなりハイレベルだったようです。
しかし、現在のエリザベス女王杯であるビクトリアカップの創設により調整に影響が出てきた結果、年を追う毎に参戦する競走馬のレベルが低下し74年には古馬に解放されてしまいました。最後は2003年、スケジュール調整を受け春開催に変わったのを最後に廃止となったのです。
とはいえ、そもそもの目的は父内国産馬の奨励ですから、カブトヤマ記念の歴史において数々の内国産種牡馬が輩出されていますから、見事役割を果たしての終劇とも言えるのではないでしょうか?そして現在、出走対象の変更はあるものの、同じ時期に同じ距離を使用して開催される福島牝馬ステークスはカブトヤマ記念の後身として人気を集めています。
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